ご挨拶

 我々JA愛媛青壮年連盟は、JAの青年部や青壮年部に所属している農業経営者や農業後継者の団体で、JA運動の先駆者として実践する自主的な組織です。子どもたちとの食農教育や消費者との交流会などを通じて、安全・安心な食料の供給や環境保全型農業の推進に取り組んでいます。盟友(構成員)の年齢は、20代からと幅広く、生産品目も、かんきつ、米麦、野菜、畜産と多岐に渡っています。

 今年度は特に単組版ポリシーブックの作成に注力してまいります。各青壮年部が抱える問題の見える化、それを解決するための方策を挙げ、ポリシーブックに落とし込むという取り組みが必要です。単組版ポリシーブックを作成・活用し、組織の活性化につながる取組みを強化してまいります。

 最後に、農業の担い手として引き続き愛媛農業の振興に努めるとともに、営農活動を通じて地域貢献活動に取り組み、農業・地域の活性化に努めてまいりたいと思いますので、何卒変わらぬご指導・ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

委員長
曽我部 昌紀

令和6年度活動計画 基本方針(要約)

 ロシアによるウクライナへの侵攻から2年以上経過したが、未だに収束の見通しが立たない状況となっている。併せて、中東情勢の緊迫感が増していること、急激な円安が続いていること等も影響し、食料価格だけでなく生産資材や原油価格、飼料価格等が高止まりしており、農業者の経営を圧迫している。

 そのため、県農青連としては、昨年度改定した「ポリシーブックsince2024」に基づき、農業者の所得増大、農業生産の拡大に取り組むとともに持続可能な愛媛農業の実現を目指し組織の活性化に取り組む。また、各単組においてポリシーブックを作成し、JAや市町との意見交換を開催するなどJA運営にも積極的に参画するとともに、農政運動の確立や組織の活性化、個々のスキルアップに取り組む。

 併せて、食料安全保障の観点から、地域の人々のくらしと命にかかわる「食」と「農」を守る地域農業を振興し、農業を基軸とした地域コミュニティを発展させ、次代を担う子どもたちに豊かなくらしを引き継ぐために、安心して農業経営を継続できる農業政策の提言に取り組む。

 これまでの「子どもたちの未来へ」事業の経験を活かし、JAが取り組む食農教育や学童・消費者に地域農業の理解を深める体験活動を積極的にリードしていく。

令和6年度役員および執行委員

曽我部 昌紀

日高 啓之

毛利 憲幸

今井 徳美

役 職氏 名出身 JA名
委員長曽我部 昌紀おちいまばり
副委員長日高 啓之えひめ中央
副委員長毛利 憲幸えひめ南
会計今井 徳美周桑
参与吉岡 恵一愛媛たいき
(執行委員)(副執行委員)
伊藤 大起三船 一良えひめ未来
豊田 聡一永井 保志周桑
森  喜朗八木 良太おちいまばり
井出 秀司渡辺 秀雄今治立花
上野 俊幸上田 陽一松山市
仲神 正樹丸山 泰司えひめ中央
二宮  聖矢野 洋一郎愛媛たいき
堀川 雅裕井村 大貴にしうわ
岡﨑 晃裕赤松 隼人ひがしうわ
谷脇 孝紀毛利 信吉えひめ南
監査委員
長尾 正人今治立花
萩野 泰秀松山市
平田 伝之ひがしうわ

各JA青壮年組織盟友数(令和6年4月1日)

単  組  名盟友数(人)
JAえひめ未来青年部10
JA周桑農業振興協議会青年部65
JA越智今治青壮年部209
JA今治立花青壮年部80
JA松山市青壮年部150
JAえひめ中央青壮年部236
JA愛媛たいき青壮年部322
西宇和青壮年同志会200
JAひがしうわ青壮年部251
JAえひめ南青年部251
合     計1,774

活動報告

  • 5月 第67回愛媛県農協青壮年連盟通常総会
  • 7月 農青連(JA青年の主張愛媛県予選)
  • 12月 令和6年度中国・四国地区JA青年大会
  • 1月 地域農業・JA運営参画研修会
  • 2月 JA全農えひめとの意見交換会
  • 3月 農青連、女性協、中央会常勤役員との対話学習会